(1日観光)
開会式はサボることにした。その替り2日目総会と、その日の行事に参加することに決めてある。
日曜の朝はフィッシュマルクト(魚市場)ということで、タクシーでエルベ川沿いのマーケットへ。
日曜日のみの開催ということで多くの人々(地元の人、観光客)で賑わっていた。
魚市場といっても、お肉や、果物、植木、衣料品等も露天で売っている。
お魚を挟んだサンドイッチは美味しそうだった。魚類のたたき売りや、果物類のたたき売りがあり、面白い。
一品でなくて、まとめて何ユーロという売り方であった。魚のまとめ買、果物の詰め合わせは、地元の人でないと
持って帰れないものだ。
地下鉄で市役所前に戻り、内アルスター湖の遊覧船に乗船する。船長も乗組員も愛想が良い。
船長の帽子を貸してくれて、記念撮影。好天の中、内アルスター湖と外アルスター湖の40分遊覧は気持ち良い。
当初、ベルリンに日帰り観光を考えていたが、費用と時間の関係で諦めて、ブレーメンに行くことにした。
ハンブルグ中央駅で鉄道の切符を買って、12:15の列車に飛び乗る。ほぼ満席であった。
自動販売機で買った切符は、2等で22.9ユーロ。2階席の空席に分散して座る。車窓からは、ドイツののどかで
緑の多い風景が広がって見える。13:24ブレーメン中央駅に到着。歩いてマルクト広場をめざす。
途中の橋を渡ると、右手に風車が見える。ブレーメンから西に100km強でオランダという位置にあり、
メルヘン街道の起点でもある。
人口約180万人のハンブルグから見ると、約55万人のブレーメンは小都市という感じである。
日曜日ということで、のんびり市内を歩き、市役所脇の「ブレーメンの音楽隊」の像で写真を撮る。
そして市役所の地下にある1405年創業の歴史あるレストラン、ブレーマー・ラーツケラーで昼食。
巨大な樽がいくつもあり、ワインかビールを貯蔵しているのか、見せ物なのか、そんなところで魚料理を食べた。
美術館をひとつ見学して、ベーザー川に出る。
歩いて駅に戻る途中、風車の下にあるレストランでアイスクリームを食べて、小休止。個人旅行は、自由きまま。
午後のブレーメン小旅行は、良い思い出となった。
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