スリランカとは
インドの南端にペンダントのように浮かぶ島、スリランカは北海道の8割ほどの国土に、
約2,000万人の人々が暮らしています。昔は、セイロンと言いました。
スリランカ人で有名な人といったら誰でしょうか。
多分、皆さんご存知のアントン・ウイッキーさんでしょう。
日本テレビの「ズームイン!!朝!」のコナーで(ワンポイント英会話)を担当して、
お茶の間の顔となりましたが、スリランカ出身の国際比較学者です。
もう1人忘れてはならない人、J.R.ジャヤワルダナ氏がおります。
1951年に、戦後のサンフラシスコ講和会議で、セイロンの代表として出席しました。
会議の演説で、日本を擁護し、「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」
という仏陀の言葉を引用して、セイロンは日本に対し、賠償請求を放棄するという演説を
行い、各国の賛同を得て、日本の国際社会復帰の道を作った人です。
その後、第2代スリランカ大統領となり、引退後も日本とスリランカの友好交流に尽力、
日本の恩人と言えます。
1996年に死去の際に、献眼、角膜提供を行い、「右目はスリランカ人に、左目は日本人に」
との遺言で、片目を日本人に送られた逸話があり、感謝と感動の気持ちで一杯になります。
現在の第6第大統領マヒンダ・ラジャパクサは、2005年11月19日大統領に就任。
スリランカ内線を終結すると宣言し、タミル人の武装組織、タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)を
2009年に徹底攻撃で滅ぼし、全土の平和を回復しました。それによって国民より高い人気を
得ています。日本から安心して旅行できるようになったのも、彼のお蔭です。
パッケージの団体旅行にて
10月中旬のパッケージツアーに申込しました。
当日、空港に集合すると、参加者20名と添乗員1名の合計21名の団体でした。
ご夫妻3組、女性の友人同士1組、一人参加が12名という、団体になりました。
半分以上が一人参加とは珍しいと、女優・吉高由里子似の添乗員のKM嬢。
男性が6名、あとは女性という、最近の旅行の傾向なのか、旅行好きの女性の人達が多かった。
パックツアーに入ると全てお任せで、シニアに突入した団塊の世代の私としては有難い。
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