●スイス国境地帯
ドイツ、スイスとの国境付近を旅行するので、車を借りる際に、これらの国に入ることもあり得るので、入るのに問題は無いかと聞きたら、ドイツは、EU加盟国で、問題なく、EU加盟国ではない中立国のスイスも問題ないが、高速道路を走る際には、予め、券を購入することが必要と言われた気がするが、実際に入るつもりはなかったので、その購入の仕方などは聞かなかった。
9月14日(土)、Joux城から、アルケスナンに比較的近いSouvansというところのB&Bに戻る際に、Joux城はスイス国境に近いし、時間もまだ5時前で、(日の入りは、8時過ぎ)時間があったので、国境の様子も知りたかく、ほんのわずか遠回りして、近くの国境を越えてスイスに入った。国境を越えてまたフランスに他の場所で、フランスに入るから、2ヶ所で、国境を通過することになる。地図で、2ヶ所の様子を示したが(Fs1)、2つ並べた、地図の縮尺の程度は同じではない。「フランスからスイスへ」の方は、Chateau
de Jouxから国境までの直線距離は、約16
kmで、「スイスからフランスへ」の方は、この図の斜めに走っている黄色い線の道路の部分の直線距離が、約10 kmである。地図上で、いずれの国境でも、フランス側に青旗が、スイス側に黄旗が示されている。「+++…」は国境線を示す。
「フランスからスイスへ」の検問所の通過時の写真をFs2に、「スイスからフランスへ」の時の写真をFs3に示す。スイスに入る際は、前に走っている車は、呼び止められて、簡単な質問を受けたように見えるが、我々の車は、停止も求められずそのまま通過できた。どのように、停止して質問する車を決めるのかは、分からない。スイスからフランス側に出る際は、全く自由に出られるようになっている。つまり、出入国を気にしているのは、スイス側だけで、フランス側は、何もしていないようだ。なお、最初の検問所から、レマン湖の端(Yverdon)までは、20 km強ぐらいであるが、前に見ているし、行くつもりはなかった。
スイスを通っている間、何枚か、走行しながら、妻が、写真を撮ったが(Fs4-Fs7)、牧畜が盛んで、畑は、この地区では、見当たらなかった。天気が悪いせいもあり、過疎地なので、人の姿はほとんど見なかった。スイスは、1971年と、1990年に入り、前者は、スウェーデンからの団体バス旅行で、インターラーケンに1週間滞在し、近隣の山などを見たが、自分で運転するのは、今回が初めてであった。
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Fs6
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Fs7
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Fs1
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フランスとスイスの通過した国境付近の地図。
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Fs2
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フランスからスイスに入る検問所;任意に選んで(?)、検問は行われているようだ。
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Fs3
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スイスからフランスに出る際の検問所;全ての車に、検問はされないようになっている。
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Fs4
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平坦なところでも、牧草地にしている;家の後方には、牛が約30頭いる。
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Fs5
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左手に湖(Lac de
Joux)が見える;スイス国旗以外に、EUとフランスの国旗がある。
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Fs6
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スイス人は国旗が自慢で、どこにでも飾ってある;日本は、悪い思い出の為か、余りない。
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Fs7
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ガソリンの値段を見たら、ジーゼル車用で、1.770 CHF/L ? 204円/L (1CHF=115円)。
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