●3-7 その他

[エールフランスの機内食]

 フランスに行く機会が多いので、以前から、Air France-KLMの会員になっている。2011年には、マイレージ特典(8万マイル)で、カナリア諸島まで、無料で、1人で行かせてもらった(但し、燃料サーチャージ6万円代は支払必要)。その帰り、Air France-JAL共同運航便のパリ発・成田行の便の、夕食の選択は、「チキンの和風か洋風か」というものだった。それで、私は、自分は、鶏は食べられないから、他のものにしてくれないかと頼んだら、フランス人の大変大柄な男性のアテンダントは、そういう場合は、「予め、申し出ねば、いけない」と、そんなことは予想できるはずもないのに、理不尽なことを繰り返すばかりで、ビジネスクラスで余っているはずの他の料理は廻してくれなかった。それで、翌年、2012年、また、パリからのAir Franceを利用する際は、妻は同伴していたが、同じ、メニューだといけないので、予め、ベジェタリアン登録をしたら、やはり、「チキンの和風か洋風か」の選択だったが、登録のお蔭で問題なかった。そして、今回、2013年もまた、パリ発・成田行きの便は、チキンも食する妻同伴であり、まさか、3年続けて、チキンだけの選択ではないことを半ば期待し、もし、チキンでも、それは、妻に渡し、何かを交換してもらうので、ベジェタリアン登録はしなかったが、またしても、3年連続の「チキンの和風か洋風かの選択」であったが、問題はなかった。

私にとっては、日本人が犬を食べないと同様、チキンは、子供の時以来、絶対食べない。全く、自分勝手な話か知れないが、何を食べるか、食べないかは、個人の自由だと思っている。

きっと、フランスはBSE[牛海綿状脳症]問題があり、ビーフを出せないので、それの対の魚だけも出しにくいので、鶏だけで、まとめているのだろう。上記の取り扱いは、共同便として乗っているJALの客に対しても同じ扱いである。

Air Franceの対応は、1回目は、別として、まあ、許すとしても、先日、Air Franceの新聞広告を見て驚いた。うたい文句に「豊富な機内食の選択」とあった。これは、詐欺広告か冗談広告に相当するのではないだろうか。