ミズリーナ湖(Lago di Misurina

 周囲2.6 km、深さ5 m、水面の高さ1754 mで、コルチナ・ダンペツォ(以下、しばしば、コルチナと略記)から国道48号線を東北東に14 km行ったところにある。それで、1956年のコルチナの冬季オリンピックでスピードスケートの会場となった。オリンピックのスピードスケートが自然の氷の上で行われたのは、これが最後だそうである。

湖の近辺には、約10軒のホテルがあり、約500床のベッドがある。湖の周辺の空気は呼吸器疾患に苦しむ人たちに適していて、近辺にイタリア唯一の気管支喘息の子供たちのためのセンターがあるそうであるが、行った時には知らなかったので、その建物は見ていない。

ミズリーナ湖には97()と、8日(月)の2日続けて行ったが、下調べを十分していなかったためもあり、そこから行くべきトレチーメ・ディ・ラヴァレード(Tre Cime di Lavaredoというドロミテ地方のハイライトというべき所にも近づけなかった。なお、Lavaredoの意味をイタリア語辞典で調べたが、この単語は載ってなかった。最初に行ったのは、コルチナに行った直後であった。2回目は翌日、北に位置するブライエス湖、次いでドッビアーコ湖の後に約7 km南下して行った。ここからトレチーメに近づくにはミズリーナ湖の横にある有料道路の入口を15時前に入らねばならないのをよく知らず、あまり時間を気にせず行ったために、わずかに遅れてしまい行き損ねてしまった。

南北方向に長く、北側は小さな部分を仕切って他の部分とは細い水路でつなぎ、その上に小さな橋で渡れるようになっている。西側は車道もあり開けている一方、東側は遊歩道しかなく森に囲まれている。山は北側遠方に上記トレチーメが見え、東にはCadini山塊(最高峰:S. Lucano(2839 m))が、南にはSorapiss3205 m)があり、西にはCristallo(3221 m)と、Piz Popena(3152 m)がある。しかし、山との距離があるので、ブライエス湖やドッビアーコ湖ほど山が迫った湖という感じはしない。


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ミズリーナ湖周辺の地図;コルチナの東北東14 kmの距離(直線:10 km)にある。

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ミズリーナ湖周辺の環境地図(看板を写真に撮ったもの);この湖はミズリーナ湖ではなく、その北、約1.6 kmにあるアントルノ湖Lago d’Antorno); Tre Cimeに行く途中にある。

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コルチナからミズリーナへの道で北に向かっていて、もうすぐ到着する;右手にあるのは湖畔のホテルで、その先の2つの頂をもつのはTre Cimeであることが後で分る;これは、3つの頂上という意味であるが、1つの頂が低いので、この方向からは、2つに見える。

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湖の西岸に着いたら、そこで、ペアが、体操(?)の練習をしているので、しばらく、拝見する;目的は何か分からないが、環境もよく、伸び伸びと出来、すばらしい場所と思う;正面に、Tre Cimeが見える

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湖は、南北に長く、その南と北にホテルは集中していて、東は、森で、西は、上記Ms3-6のように幅の広い草原になっていて、歩くことができる;これは、南岸にあるGrand Hotelで、現在、改装中で、営業していないように見える。

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このホテルの方向を北岸から撮ったもの;後方の山は、Sorapiss (3205 m)

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東方向:森林の中に歩道がある;山は、Cima Cadin di San Lecano(最高2839 m)であるが、特徴がないからか、あまり有名ではない。

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ミズリーナ湖は、北に行くと2つの部分に分かれていて、小さな一画は、水路で繋がり、その上に小さな橋がかかっている;その先が、本当の泉の最北端;北方のTre Cimeは丁度雲がかかっている。

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左端に見える橋に繋がる土手には、休憩用ベンチがある;どういう経緯で湖の小さな一画を分離しているのか、よく分からないが、何かを養殖・生育でもしているのであろうか;あるいは一番可能性が高いが、ここが水深が浅く氷り易くスケートリンクに使われるのであろうか。

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東湖畔方向を見ていてMs9,11,12と同じ西方向からの撮影ではあるが、Ms9, 11, 12に連れて、撮影場所は北に移っている;これらの山が同じ山塊に属するのかどうかは分からない。

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湖は北側で2つに分割されていることは上に述べたが、この部分を除いた北限には、もう1つのGrand Hotelなどがある;その上方(西岸)には、Cristallo山塊が迫っている;但し、Ms1’の地図が示すように、これが、Cristallo(3221 m)Piz Popena(3150 m)のいずれに属するかは、よく分からない。

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(以下番号がイタリックになっているのは、翌日の写真)ミズリーナ湖からトレチーメへの道を示す現地の表示板;Antorno1866 m)(Ms2にもある)までの距離は約1.5 km;ミズリーナ湖の北側の一画を仕切ってある部分については現状を示していないように思う。

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ミズリーナ湖のすぐ西にあるトレチーメへ向かう道の車の規制場所;15時を過ぎていて入ることができなかった。

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湖の北西の湖岸にもGrand Hotelがあり、南岸のGrand Hotelと色調は似ているが、こちらの1階にはスーパーがあり近くに店舗が無いので湖畔で一番の賑わいを見せている。

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帰りはコルチナ・ダンペッツォ、サンタ・ルチアを経てホテルに帰ったが、コルチナまでの途中のRio Gereという所で、Cristallo3221 m)がよく見える。

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Rio Gereのレストランの前には多くの車が止まっていた。

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Cristalloに行くリフトは、4時20分だが本日の上りの営業は終わっているようだった。

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Rio Gereから見るCristallo

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北側から見たTre Cimeの絵はがき写真;左Cima Piccola(little peak) 2857 m,(中央)Cima Grande(big peak) 2999 m, () Cima Ovest(Western peak) 2973 m;方向によって一番低いものが隠れて、2つのピークにしか見えないことがあり、Ms3, 4のようになる;この山は、北側から見ることが勧められており、絵葉書、写真などは、ほとんど北側からのもので、南側(ミズリー湖側)からの近景写真は少ない;高さはそう高くないが、山の形がはっきりしているので、(日本人団体観光では)ドロミテ観光の1つの目玉となっているようである。

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阪神航空企画のドロミテ旅行のトレチーメ訪問日の旅程:フォルセラという語が出てくるが、Ms14Forcella(山の鞍部という意) Longere (2288 m)のことであろう。