●コッレ サンタ・ルチア峠(Colle Santa Lucia)
Colleというのは、Colと同じで、丘や小山を意味する。ある日、ミズリーナ湖からコルチナ郊外を通ってArabbaの近くのホテルに帰るのに、時間の余裕が多少あったので、周り道をして、このコムーネを通ってみた。一帯の谷を挟んだ山岳地帯をAgordinaということを後で調べて分かった。結果的には、ボルツァーノ以東のドロミテ地区で、今回の旅で通った最南端となった。面積15.3 km2で、2004年末の人口が408人なので、人口密度は、27人/km2の過疎地であるが、ホテルは5軒あるので、冬のスキーも含めて観光も重要な産業なのであろう。
周囲が、高い山に囲まれている地域の多いドロミテの中にあって、割合、開けた場所に、当地に比べてそう高くない山が点在するのは、解放感があって親しみのある風景をつくっている。
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