●カナツェイ(Canazei

 カレッツア湖を過ぎるとコスタルンガ峠があり、ネットで見た旅行記では、このルートの第一の難所でエンストを起こしたと書いてあったので、どの程度の坂なのかと少し緊張して運転したので、周りの風景などの記憶はないが、多分、周りが見通せるようなところではなかったと思う。結果的には特に苦労することも無かった。以後、ドロミテ地区のほとんどすべての車道は片道1車線ながら、道幅は広く舗装は完全だし、エンストを心配するほどの急勾配は無かった。後にドロミテ地区を離れて西のStelvio峠を上るのが、旅行中で一番長い難所であった。

カナツェイはドロミテ山塊の中心に位置していて、カティナッチョ(2813 m)、セッラ、マルモラーダ(3259 m)、サッソルンゴ (3179 m)に囲まれている。

 その町の公共駐車場となっている広い広場の一角にテントが張ってあり、中で農産物を中心とした土産物を販売していたり、屋台の様な食堂を開いていて、お客もそこそこ来ていた。街の街道沿いに店舗が無かったので、ここが繁盛しているのであろう。


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町の公共駐車場に大きなテントが張られて食品や土産物などを販売している。

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乾燥Porciniが販売されていたので土産に購入した;100 g16.60 Euro(2300)で、かなり高価なことを知る。

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当地の名産品と思われる;Frutti Boscoは、森の果物ベリーの意と思うが、ベリー酒なのであろうか;Trentinoというグラッパがあり、このブランドが有名なものかどうかは分からない;Raguはミート・ソースである。

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ケーキや菓子も販売していて観光客もそこそこ来ている。

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広場の看板には当地及び近隣のホテルの一覧があり、★の数を示しているが料金は無い;ホテルが多くあるが、歩いている観光客はほとんどいないのはシーズンが終わりの為か。

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どのホテルも花の外装が美しい;ホテル名のLa Capineraを調べたら「ズグロムシクイ」と書いてある。

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玉ねぎ型の飾りの鐘楼のある教会。

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あまり人口の多くないところでも立派な教会がある。

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カナツェイとポルドイ峠との間に止まっていた1組のドイツナンバーと1台のイタリアナンバーの車;今回はクラシックカーは他で全く見なかった。

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ポルドイ峠に近いところから見るSella山塊。