●ポルドイ峠と山(Passo Pordoi e Sasso
Pordoi)
朝、Bolzanoを出てドロミテ山塊の西側ルートを、途中カレッツア湖などに立ち寄り、カナツェイを通りポルドイ峠を上って、峠(2239 m)に9月5日(金)の15時50分ごろ着く。そこでロープウェイに乗ることを予定していて、岩山サッソ・ポルドイ(2950
m)に上る。標高は終点にあった地図(Po1’)の表示による。サッソ・ポルドイからは前日に行ったシウジ高原から見えた山々も見えるはずだが、山の形は方向が違うとまるで違うので、どれが、どの山かは、はっきり判定ができない。
ポルドイ峠は下調べで他の方の旅行記を拝見すると、ヘアピンカーブの連続で、しばしばエンストをしたという報告が載っていたが、私はマニュアル車に比較的慣れているせいか特に難儀は感じなかった。ヘアピンカーブに差し掛かった際に対向車線で、降りてくる車に遇う祭が一番エンストし易いが、季節も終わりに近く、対向車があまり無かったお蔭もある。ヘアピンカーブに関して言えば、後日上ることになるスイスとの国境に近いステルヴィオ峠の方が余程厳しく感じた。
サッソ・ポルドイは霧が絶え間なく襲来するので、そこからほとんど歩くことはなく霧の晴れた方向を見たり写真を撮ったりしていた。今回の旅行で、ここで一番の濃霧を経験した。シウジ方向の山の名前の同定は、その付近に以前に登ったドイツ人の友達に写真を見てもらい行った。
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