ポルドイ峠と山(Passo Pordoi e Sasso Pordoi

 朝、Bolzanoを出てドロミテ山塊の西側ルートを、途中カレッツア湖などに立ち寄り、カナツェイを通りポルドイ峠を上って、峠(2239 m)95()1550分ごろ着く。そこでロープウェイに乗ることを予定していて、岩山サッソ・ポルドイ(2950 m)に上る。標高は終点にあった地図(Po)の表示による。サッソ・ポルドイからは前日に行ったシウジ高原から見えた山々も見えるはずだが、山の形は方向が違うとまるで違うので、どれが、どの山かは、はっきり判定ができない。

 ポルドイ峠は下調べで他の方の旅行記を拝見すると、ヘアピンカーブの連続で、しばしばエンストをしたという報告が載っていたが、私はマニュアル車に比較的慣れているせいか特に難儀は感じなかった。ヘアピンカーブに差し掛かった際に対向車線で、降りてくる車に遇う祭が一番エンストし易いが、季節も終わりに近く、対向車があまり無かったお蔭もある。ヘアピンカーブに関して言えば、後日上ることになるスイスとの国境に近いステルヴィオ峠の方が余程厳しく感じた。

 サッソ・ポルドイは霧が絶え間なく襲来するので、そこからほとんど歩くことはなく霧の晴れた方向を見たり写真を撮ったりしていた。今回の旅行で、ここで一番の濃霧を経験した。シウジ方向の山の名前の同定は、その付近に以前に登ったドイツ人の友達に写真を見てもらい行った。


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ロープウェイの終点にあったポルドイ山(2950 m)付近の地図;今晩から4泊するところはArabbaから北に行ったCampolongo峠のHotel Boe(近くにある山から命名)である。

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ポルドイ峠近くのホテル・ポルドイの入口近くにて。

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ロープウェイから撮った上ってきたヘアピンカーブ。

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ロープウェイから見た終点は、霧でよく見えない。

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ロープウェイの終点Sasso Pordoi(2950 m)から見たBoe(3152 m)方向のパノラマ図。

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Boe山小屋までは1時間15分という表示が出ていて、見た所、傾斜もそうなく容易に行けそうであるが、霧が晴れて、このような写真が撮れるのは僅かの時間で、絶壁の縁になっているところもあり、足を滑らしたら転落必至である。

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遠方の”Monaco”と書かれているのは、西南の方向という意味なのか;Altopianoは高原という意味なのでMeisules高原という意と思うが、高原というイメージではない。

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40-50 mの距離に万年雪が残っている;その先の谷はPo11’からLasties谷と分かる。

Po13

西方、我々の後方の山はSiusi高原から見えたSasso Lungo (3181 m: Langkofel())

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ロープウェイを下る際に前方の窓枠に大分隠れているが、左手にMarmolada(3343 m)の雪渓が霧の間から見える; Sasso Pordoiがこの雪渓を眺めるのに一番の場所だそうで霧が残念であった;この時刻は1650分で運行最終の1つ前である;頂上(Passo Pordoi)に着いたのは、1610分頃なので、そこには40分ぐらいしかいなかった。

Po15

ロープウェイの下り場;山歩きをしてきた人も多い。

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Passo Pordoiのロープウェイ乗降場付近には土産物屋も多い。