午後からの観光は、まず「大滝鍾乳洞」へ。ケーブルカーで入り口まで昇り、冷えた洞内を歩いて回る。
始めのところは、道が狭くて低く、シニア世代には歩きずらい面があります。
釣り堀や古代焼きといわれる名物料理のレストランもあり、レジャー施設が集まっています。
街中にある「郡上八幡博覧館」では、歴史、文化、産業、水、の展示を見て、郡上おどりの実演を見学しました。
昔から伝わる8種類の踊りから、(かわさき)(春駒)等3つを実演、我々もちょっと勉強させてもらいました。
その後、ボランティアガイドの和田氏の案内で、親水の街を散策です。うだつの上がった街並、その下を流れる水路、
民家の軒下にある堰板、ニッキ飴のお店。「肉桂玉と桜間見屋」と書かれたのれんが目印の店で、社長の田口大介氏
は、郡上八幡観光協会の会長さんを務めています。その脇道を下がって行くと名水百選第一号に選ばれた湧水の
「宗祇水」があります。その水が落ちる小駄良川は滝のような水しぶきで、さらに吉田川へと流れ込み、長良川となる。
また食品サンプルのお店があり楽しめます。食品サンプル王と言われる岩崎瀧三氏(1895〜1965)は、郡上八幡の
出身で、昭和7年大阪に(食品模型岩崎製作所)を立ち上げ、故郷に岐阜工場を造り、現在も業界トップのシェア
を守っています。奥様と一緒に作った第一号のサンプルはオムレツだそうです。
やなか水のこみち、郡上八幡旧庁舎を巡り、子供達が飛び降りの度胸試をする新橋から吉田川を望むと、
12メートルの落差があり、相当な度胸がいると思われます。もっと歩いて見たいところですが、時間の関係で、
「郡上八幡博覧館」に戻り、名ガイドの和田氏とお別れです。元教員で私と同世代でした。
宿泊は、街から車で5分程のホテル郡上八幡。露天風呂に入ると長良川が見え、湯温も丁度で気持ち良い。
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