(パタン)
ナガルコットからカトマンズに戻る途中といっても、かなりカトマンズ近くに位置する町。
15世紀末から300年続いたマラッカ王朝の都であったパタンは、王宮を始めとして多くの見事な
建造物が残っている。バスを降りてからかなり歩いてダルバール広場に入る。ガイドのパダム・グルンさん
は歩くのが好きなようだ。一度王宮を後にして、ビルの間を歩きマハボーダ寺院へ。インド・シカラ様式の
30mの塔に無数の仏像が彫られている。震災のため修理中であった。隣りの仏教寺院も見る。
旧王宮内の見学では、ムル・チョーク、スンダリ・チョークでは小さな沐浴場もある。付属のパダン
博物館では仏像や装飾品などゆっくり見学できる。
クンベシュワール寺院は、1392年に建造のシヴァ神を祀る寺院。5重の塔である。
ゴールデン・テンプルは、皮製品が不可で、中庭におりる場合は、革靴は履き替えて入る。
それぞれのしきたりに従い見学することになる。
夕方、カトマンズで1軒のお土産屋さんに寄った。かの三浦雄一郎さんご用達の店である。
お店の名前は「ROOT NEPAL」、ご主人は、ラジェンドラ氏。こちらのパシュミナ・セーターを着て、
三浦氏は80才でエベレストに登ったという。ご主人がビデオを見せて、確かに三浦氏が山登りに良い
セーターであると言っている。登頂記念の小さい敷物も、事前にこの店で数百枚?作成された。
三浦氏が安部総理に敷物をプレゼントしているところも写されていた。
80才でエベレスト登頂に成功した三浦氏は、またエベレスト登頂を考えているが、ネパールでは
80才以上は危険ということで許可が下りなくなり、中国側からの登頂となるようである。(ご主人談)
人柄の良いご主人で、皆様色々買い物をされていた。
丁度この日は私の誕生日。添乗員のMさんから、同店で買い求めた手袋を、夕食時にバースデー・
プレゼントとして頂戴した。ダンニャバード。(ありがとう)
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