青森県五所川原市

立佞武多(たちねぷた)に感動

野口 正二郎(当社)

↓↓画像をクリックすると大きくなります↓↓









●写真説明
1〜9)立佞武多の館にて、23mの巨大佞武多にご対面


 知人Y氏(五所川原市・名誉市民)のお世話で、青森県五所川原市
の「立佞武多祭り」が見学できるとのことで、計画、募集して10人で行きました。
8月3日(土)午前8時46分、上野駅から東北新幹線で新青森駅、奥羽本線で川部駅、
五能線で五所川原駅、乗継で約4時間45分の鉄道旅。午後1時半に到着しました。
五能線の車内では、地元の女子高校生達が、私達シニアを見て、すぐに
席を立って譲ってくれました。地方の親切な高校生達です。
ホテルに荷物を置いて、早速「立佞武多の館」に行き、3台の巨大な立佞武多にご対面。
エレベーターで4階に上がると、上部の顔が見えます。
らせん状のスロープを大立佞武多を見ながら下り、1階から見上げると、その偉容が拝めます。
何しろ高さが23メートル、1台19トンです。毎年1台ずつ作成して、3年使用します。
明日のお祭りで街に出る時には解体するのでしょうか。
心配無用、道路側の扉が上部まで開き、そのまま引き出せるようになっています。
立佞武多の通るコース、1.3キロの道路の電柱は、全て地下に埋め込み、巨大な立佞武多
も問題なく回れるようになっています。五所川原市出身の吉幾三コレクションミュージアム
もすぐ傍にあります。その晩は、「わ・五所川原会」が主催の懇親会に参加してから、歩いて
岩木川の河原へ。大会本部脇の特等席で花火大会を鑑賞。この日はハプニング、
枯れ草に火が付き40分の中断がありました。毎年30万人の人出だそうです。


10
11
12
13
14
15
●写真説明
10〜13)吉幾三コレクションミュージアム 14・15)岩木川岸で花火大会


 翌日、津軽鉄道の時間が合わないので、タクシー2台で金木町へ行きました。
「津軽三味線会館」と太宰治記念館「斜陽館」すぐ目の前あります。まず「斜陽館」へ。
太宰治の本名は、津島修治。生家津島家は名家あり、2階建の豪邸です。
室数の多さや、調度品などに、驚かされます。「津軽三味線会館」では、
二人の女性演奏家の生演奏を楽しみました。帰路は、津軽鉄道に乗車しました。
春には桜並木の中を走り、冬はスト−ブ列車となる、名物鉄道です。
五所川原に戻り、午後は陸奥鶴田に行きました。美しい木造の三連太鼓橋「鶴の舞橋」は
是非見学したい所でした。300メートルの橋を往復歩き、湖の涼風を浴びことができました。
春には桜の花が咲き、美しい公園になります。


16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
●写真説明
16〜20)太宰治記念館「斜陽館」は豪邸
21)津軽三味線会館にて、生演奏 22〜25)津軽鉄道・金木駅


 その晩、有料観覧席で、立佞武多のお祭りを鑑賞しました。初日ということで、始めに
吉幾三さんが歌を歌って景気を付け、その後に10数台の佞武多が続きます。
夜空に明るく浮かぶ大中小の佞武多は壮観です。佞武多を引っ張る人、太鼓を叩く人、
鉦を鳴らす人、踊りを踊る人、皆さん大いに祭りを楽しんでいるようです。
私達、参加者全員が満足、感動の佞武多鑑賞でした。


26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
●写真説明
26〜29)木造三連太鼓橋「鶴の舞橋」 30〜36)格納庫の佞武多達 
37〜39)出陣前の立佞武多 40〜52)立佞武多の行列は壮観
 


 帰途おまけで、川部駅で途中下車、タクシーで田舎館村の「田んぼアート」2ヶ所を
見て回りました。お城風の町役場から、第一会場が見られます。今年のテーマは、
「おしん」でした。おしんと両親の顔が、田んぼに上手く描かれており、丁度良い時に行きました。
田舎館村が「田んぼアート」の発祥の地だそうです。日本ならではの文化です。
夏の3日間天気は良好、最高の夏休みとなりました。


53
54
55
56
57
●写真説明
53〜57)お城風の田舎館村役場より、「田んぼアート」を眺める


トップページに戻る