〜私の好きなホテル〜
イタリアの
「ブリストール・ブュア・ホテル★★★★★
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グラムール関西美容・理容専門学校講師
河嶋 和子
 平成8年に国立がんセンター研究所を定年退職しました。その後、現在は専門学校の講師と保険薬局に短時間勤務しています。研究所在職中も定年後も海外旅行の際には、いつも協和海外旅行株式会社の野口正二郎社長にお世話になっています。
 平成13年11月から或る写真同好会に所属し、年一回行われる展覧会に昨年はじめて出品しました。昨年はパリ、今年はイタリアを撮影しながら気ままな一人旅を楽しみました。平成15年7月26日(土)から8月11日(日)の17日間をイタリア中部から北部方面を旅しました。私は既に68歳、重い荷物をひきずりながら、色々な観光地を移動することが負担になってきました。それで中継になるホテルを決めて、そこから身軽に移動し、帰り、又動くようにしました。
 今回、中継ホテルとして選んだのは、ベネツィアから40分程のアバノ・テルメ(Abano Terme)という温泉保養地にある5ツ星ホテル「ブリストール・ブュア・ホテル」です。以前に2回アバノ・テルメに泊まったことがあります。アバノ・テルメの街へは国鉄パドヴァ駅からバスで20分、或いはテルメ・オイゲニ駅からバスで10分、ベネツィア・サンタルチア駅から40分程と立地条件が揃っていました。水上都市ベネツィアに宿を取るのは、風景は素晴らしいのですが、衛生面が悪いことと、ホテル代が高いことで私はあまり好きではありません。この「ブリストール・ブュア・ホテル」は施設が完備し(部屋は広くて美しい。室内・外温泉プール、庭園など)、朝食は果物も一杯なバイキング式、夕食はブッフェ式で味も美味しく、ホテルでの生活を楽しめました。その上ホテル代も手ごろで、従業員の方々も親切で気持ち良く接することができました。このホテルには毎年来られる常連の長期滞在者が多く、みんなまるで自分の家にいるように寛いでいる姿に驚き、大変気に入りました。今回は15泊中、このホテルに7泊しました。そこを起点として、近隣の観光地へは鉄道を使って移動しました。静かで落ち着いた大学の街パドヴァや、絵になる風景の水上都市ベネツィア、イタリアで最も美しい湖と言われるコモ湖、イタリア芸術の都フィレンツェ、歴史とロマンの街ベローナなど。今回の旅行はアバノ・テルメの「ブリストール・ブュア・ホテル」を選んで本当に良かったと思いました。長旅の間、少しも疲れることなく、イタリアの素晴らしさを満喫できました。またいつか再びこのホテルを訪ねたいと思います。
 これからも足腰が動き、働いている限り、一年一度の夏休みには外国への旅を続けていきたいです。