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(モネの睡蓮) |
五月晴れの中、私はフランスの田舎の村・ジベルニーにあるモネの館を訪れました。 鉄道パス3日間を購入して、2日間は、モンサンミッシェルの往復に、もう1日を
ノルマンジー地方のジベルニー行きに利用しました。 パリ・サンラザール駅より2階建ての鉄道で1時間20分、VERNON駅に着きます。
接続のバスに揺られて、緑の多いセーヌ川沿いを15分、ジベルニーの駐車場に。 バスを降りた観光客の後について行くと、モネの館の入り口に着きました。 5月のモネの庭園は、色とりどりの花々が咲いており、眼を楽しませてくれます。 庭園脇のモネの家は2階建て。1階にはアトリエや、キッチンがあり、2階には モネが集めた沢山の日本の浮世絵コレクションが飾ってあります。
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@モネの家 A・B睡蓮の池
C・Dモネの庭園 Eモネのお墓
Fモネのサラダで昼食 G絵を売る人、買う人 |
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庭園奥の階段を下り、トンネルをくぐって行くと、竹林の小川があり、日本の 風景を思わせます。さらに進んでゆくと、あの有名な「睡蓮の池」が見えてきます。 思っていたより広い池は、柳の木々や、花々、緑に囲まれ、清楚に迎えてくれます。 橋の上には、藤の花が咲き誇り眩いばかりです。 睡蓮の花がまだ咲いていなくても、十分に満足。 静かな美しい環境に、何時間でも佇んでいたくなるような景色でした。 前々日にパリのオランジェリー美術館を訪れ、モネの「睡蓮」が二間に亘り展示 されているのを見ました。本物と絵画、どちらも人の心を和やかにしてくる 「睡蓮の池」でした。 モネの館の前のお店でエミリオ・ロバのバラの花等を買い求め、隣のレストランで モネのサラダを昼食にいただきました。お店の周りにも花々が咲き乱れております。 村の教会にあるモネのお墓も、花々に囲まれており、幸せなことでした。 美しい庭園に囲まれたアメリカン・アート美術館もお勧めです。 大都会のパリを離れ、静かで美しい田舎の村で1日を過ごし、至福の時でした。 |
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(モン・サン・ミッシェル) |
パリ・モンパルナス駅よりフランスの誇るTGVにて、2時間の鉄道の旅、レンヌに 到着。駅の右手より接続のバスでモンサンミッシェルへ。この日は、日本人の若者 (大学生?)のグループも乗車して、同時に2台のバスが用意されていました。 積み残される心配はありません。1時間もするとモンサンミッシェルの島影が 見えてきます。その辺りからモンサンミッシェルの駐車場に入る車が多く、 道はやや渋滞します。それでも1時間10分で、島の入口の直ぐ下にある
バス駐車場に着きました。島内は、フランス内外よりの観光客で賑わっています。
さすが大人気の世界遺産。
門を入って左手の店に人だかり。マダム・プラールが作った名物の巨大オムレツ
を食べられるレストラン、ラ・メール・プラールがあります。オムレツ作りの実演風景
も見られます。午後1時頃、島内のホテルにチェックインするには早いので、早速 レストランに登録して、3階のピアノバーで順番待ち。室内や廊下、階段の壁に このレストランを訪れた世界の著名人の写真やサインが飾ってあります。 日本人では、高松宮殿下夫妻、藤田嗣治画伯も飾られていました。 室内は歴史を感じさせる趣のあるレストランです。 バーで飲み物を注文する前に、呼び出しがあり2階の室に案内されました。
多くの観光客で客席は満席です。早く座れて幸運なことでした。 オムレツのメニューが、39ユーロ、お昼のランチメニューが、65ユーロと85ユーロと なかなか良いお値段です。観光地料金と伝統のレストランということでしょうか。 パリ市内では、一般のレストランは、昼夜、メニュー(定食)で15ユーロくらいからです。 ちなみにパリのル・グランホテルのカフェ・ド・ラペの夕食メニューは85ユーロでした。 ア・ラ・カルトで注文することもできます。 勿論オムレツ定食を注文して、写真のようなふんわりしたオムレツ料理を食べました。
カルバドスを沸騰させたものをかけた甘いオムレツのデザートもありました。
名物に?なしということわざがありますが、一度試してみる価値はあるかもしれません。
この地の特産の子羊のお肉も、お勧めです。 |
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@ラ・メール・プラールのオムレツ作り A名物オムレツ料理
Bオムレツのデザート Cモンサンミッシェルの朝 Dテラス・プラールホテルへの石段
E静かな朝のグランド・リュ(参道) F最上階にある13世紀の回廊 G塔のひとつより写す |
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ホテルは、レストランと同系列なのか、テラス・プラールという名前でグランド・リュ(参道) の左側にある便利なホテルです。石段を上がり2階が受付で、室は更に1階上の 109号室。こじんまりしたかわいい室で、TV,ミニバー、トイレ・バスタブが完備しています。 窓を開けると、修道院への近道、石段を登る人が直ぐ前に見えます。 さっそく混み合うグランド・リュを通って、石段を上がり、修道院へ向います。
行列をして入場券を買い、院内を巡りました。階段を上り下りし、西側テラスに出ると、
湾が一望できます。裸足で湾の砂州を歩いている人がいます。砂州から見る島の 風景も素晴らしいと想像しました。 10世紀以上経つ古い修道院は今でも使用されており、毎日ミサが行なわれており、
観光客も参列できます。この日は、体調が悪く、院内を一周して、ホテルへ帰りました。
マダム・プラールの塩バタービスケットを忘れずに、お土産に買い求めました。
朝起きて、ホテルの朝食を食べに200m離れたレストランに向います。 朝8時、観光客もいない静かな時間です。外壁の上を歩いて、いくつかの搭を巡り、 湾に面したレストランへ入ります。このレストランの朝食はホテルの客しか食べれらません。 ブッフェのメニューはシンプルですが、大輪のハムが印象的でした。 レストランで、米国・ロサンゼルスより来て2週間滞在しているという老婦人に会いました。 ロスで外国人(日本人も)に英語を教えている先生で、いつも笑顔を湛えた素敵な人でした。 午前9時に島内の郵便局が開き、一番で切手を買って、エアメールを投函。 9時30分発のバスに乗って、帰路につきました。
モネの館、モン・サン・ミッシェルへは、
パリから日帰り観光バスも出ていますので、 気軽に参加することも出来ます。
短い滞在でしたが、この時期でも陽が長く、朝の6時ごろから21時ごろまで明るく
パリ滞在中は、3日間の地下鉄パスと2日間の美術館パスを利用して歩き周りました。
本物の絵画をこんなに身近で見る事ができ私の頭の中は、満足感でいっぱい。 また時間をみつけて日本であまり知られていない美術館めぐりをしてみたいです。 |
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