(歴史と文化と名産)
翌日の午前、小千谷パークホテルから歩いて、市長と伴に市内を散策。
慈眼寺は、戊辰戦争の折に、長岡藩家老・河井継之助(42才)と官軍(西軍)軍監・岩村精一郎
(23才)が会見した寺で、本堂の会見の間にて、船岡芳英住職の話をお聞きした。
明石堂は、小千谷の名産、小千谷縮(ちぢみ)の創設者・堀次郎将俊をまつったもので、
精巧な彫刻の総齣「りである。雪深い冬には、大きな囲いを設けて御堂を守っていると、
粋に小千谷ちぢみを着こなした、樋口隆司氏((株)樋口織工藝社・社長)が説明された。
小千谷が生んだ偉大な詩人・文化功労者の「西脇順三郎記念室」は、小千谷図書館内に開設され、
その著書、写真、随筆が展示されている。
西脇順三郎を偲ぶ会・会長の渡部陸平氏が、生前の様子等を丁寧に説明してくださった。
西脇先生は郷土の誇りであり、愛されていることが感じられる。
小千谷市の南、山本高原の展望台に立つと、眼下に蛇行する雄大な信濃川や美しい田んぼが、
遠くには緑映える越後の山々が360度、素晴らしい景色が見える。冬はどんな景色であろうか。
山本高原を下ったところに、「おぢやクラインガルテン・ふれあいの里」がある。(ドイツ語で小さな庭)
滞在型農園(ラウベ)で、宿泊施設40uと専用農園200uが最長5年間借りられるようになっている。
現在三棟が空いていますからどうぞ、と谷井市長自ら勧誘される。年間使用料は、396,000円。
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