河津桜と伊豆高原のペンション「天使のイルカ
当社 野口 正二郎

 今年は寒い日々が続き、河津桜の開花は遅れていた。
3月の第一土曜日に踊り子号にて河津へ向かう。
この日は幸いに晴れ。
河津駅に着くと、既に多くの観光客で賑わっていた。
2月5日から、3月10日までが、第22回河津桜まつりにて、
駅から河津川までの道や、桜並木の土手の下の道は屋台が
沢山でていて、お祭り気分を盛り上げる。
2〜3分咲きとのことであるが、鉄橋から海岸までの土手の桜は
幸いに大きな花を咲かせており、楽しむことができた。
土手には菜の花が咲いており、こちらも目の保養になる。
時間がないので、川下の一部を散策したが、
次回は河津桜の最盛期に来て、上流まで桜並木を堪能したいものだ。
多分、相当な数の人出になるであろう。
 
 この時期は伊豆稲取にて、伊豆の名物・吊るし雛を見ることができる。
河津でもお土産用に、吊るし雛が販売されていた。
東京目白の椿山荘でも、この時期はロビーのラウンジに沢山の
吊るし雛を飾っており、心を和ませてくれる。

 
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写真説明
1、2、3、4:河津桜/5:おみやげ用の吊し雛/6:咸臨丸の船匠 鈴木長吉の木像

 今晩のお宿は、伊豆高原「ペンション・天使のイルカ」。
ダイビングが趣味の池田匠恵司・久妙子夫妻が11年前に
新築オープンしたペンション。
富戸駅まで出迎えにきてもらい、車で5分の近さである。
開業当時は、隣にもう一軒のペンションがあったが、久しぶりに行くと
手前に2軒もペンションが営業しており、ペンション銀座の伊豆高原である。
館内は改装を重ねて、お風呂は、畳敷きの(和み)、(ミスト)の二つが1階に
あり、
外階段を下りると(露天風呂)がある。ペンションなので、小人数で貸切の
利用となっている。温泉を引いており、館内の風呂は、24時間利用可能と便利。
客室201号室はベッド2台にバス、トイレ付、広い間取りである。
1階には、和室付きの室もあり、ファミリー用に利用できる。
 
 夕食は、1階のダイニングルームで洋食のフルコース。
お刺身のお皿が付いており、嬉しかった。これは追加メニュー。
前菜から、スープ、魚、肉料理までデサートも含め、どれも美味しい料理でした。
朝食も美味しかった。前夜にオーダーすれば、客室にて食することもできる。

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写真説明
7:「天使のイルカ」全景/8:201号室内/9:ダイニングの前のベランダ
10:畳敷の風景(和み)/11:廊下のイルカ/12:オーナーの池田夫妻
13:前菜(夕食)/14:スープ(夕食)/15:お魚料理(夕食)/16:お肉料理(夕食)/17:デザート(夕食)

 池田君は、当社に3年半ほど勤務した後、運送会社で働いて資金を貯め、
伊豆高原で奥様とペンションを開業した。明るく楽しい人柄にて、接客向きである。
二人三脚の奥様は、エステシャンでもあり、フェイシャルエステも体験できる。
去年の東日本大震災以来、厳しい営業状況ということで頑張ってほしい。
 
 「ペンション・天使のイルカ」から、伊豆ぐらんばる公園はすぐ近く、隣に
旅の駅
(ぐらんばるぽーと)がある。
4月上旬、伊豆高原の桜並木(ソメイヨシノ)もきれいである。
富戸駅から、海岸まで出て、城ヶ崎海岸駅までのウオーキングもお勧めである。

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写真説明
18:朝食/19、20:旅の駅「ぐらんばるぽーと」/21:富戸駅のお花(水仙?)
22:黒船号で伊東へ/23:黒船号の車内/24:黒船号の展望席/25:踊り子号
河津桜のオススメ見どころポイント
河津より南、下田駅をすぎて車で走り「下賀茂」
で開催される「桜と菜の花まつり」がオススメです。

毎年河津と同じ時期に開催されますが、南ですので
咲くのが早い&商業化されていない点が良いです。
まだ開発の段階なので、駐車場代なども無料です。

          天使のイルカ 池田匠恵司氏より


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