モンテプルチャーノ(Montepulciano

最初に泊まったフィレンツェ郊外のホテルで、次は、ピエンツァに泊まると言ったら、
その近くでは、モンテプルチャーノが良いと薦められて、アッシジに行く途中にあるので
立ち寄った。ここは、ワインやチーズの産地として知られるので、勧めてくれた人はワイン
好きだったのだろう。ピエンツァから、東に、直線で約
10 kmに、道に沿って約13 km
ところに存在する。地名のモンテが表すように、ここは、小山の上に立った、人口
15千人
のトスカーナ地方の典型的な小さな町であった。南北に長い町で、その長さは、
800 m
満たないので、端から端まで歩いてみた。鉄道駅がないので、その分、観光客も少なく、
牧歌的な感じがする。

12世紀の後半には、小都市として完成していたが、シエナの、次にフィレンツェの
支配下になった。

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◎写真説明

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山の上の町なので、遠景は美しいが、厚い雲がなければ、さらによい眺めであろう。塔が4-5本見える。一番高く見えるのが市庁舎の塔(Mp4)、その左横に見えるのが、ドゥオーモの鐘楼である。

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町の北端にある観光案内所から眺める町。観光案内所はUfficio Turisticoと書いてある。フィレンツェのウフィッツ美術館のウフィッツというのは、イタリア語で、officeに当るufficio(事務所)に由来することが、理解できる。一般の車は城壁内には入れない。

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町のシンボルのプルチネッラの塔

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市庁舎。フィレンツェのヴェッキオ宮殿にちょっと似ている14世紀後半の建物である。。ファサードの設計は、ヴェッキオ宮殿の中庭を設計したミケロッツォにより行われた。大勢中学生ぐらいの青少年が、来ているが、何処から、何しに来ているのだろうか。

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町で一番高いところにあるグランデ広場にあるドゥオーモ。17世紀の後半に完成した。

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町から東方向を見た眺望。右手近くにモンテプルチャーノ湖、遠方に約20 km先のトラズィメーノ湖が見える。

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楽しそうな、土産もの店があるので、写す。Fattoria, Pulcinoは、それぞれ、農場管理者、ひよこ(または、小さな子供)を意味する。これは、この店の名前らしい。Webでも検索できる。「真実の口」は、この店のマークにしているようである。この町もワインでよく知られている。車なので、試飲もできないし、飛行機で液体を運ぶのも面倒になったので、最近は、ワインをほとんど購入できないのが残念である。